織り手と作り手
ールンタの職人たちー
ルンタプロジェクトは、チベットやネパールの伝統的な絞り染めや織り物の商品化、手工芸などの技術的サポートをすることで女性たちの自立支援をサポートしています。
みなさんが商品をお買い上げくださることは、織り手の女性たちの自立支援につながります。
ネパールのNGOシャクティ・サムハのシェルターで生活する人身売買の被害女性たち
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シャクティ・サムハ(Shakti Samuha)は、1996年にインドのムンバイの売春宿から救出されたネパール人女性15人が集まって立ち上げたNGOです。人身売買被害者たち自らが立ち上げた、世界で初めての団体であるシャクティ・サムハはピアグループとしての自助活動、人身売買の予防と啓発といった人権活動、被害者のためのシェルターを運営しています。
ネパールのNGOシャクティ・ミラン・サマージュのHIV陽性者・AIDS患者の女性たち
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シャクティ・ミラン・サマージュ(Shakti Milan Samaj)は、シャクティ・サムハのメンバーのうち、HIVに感染した女性たちにより2006年に設立。HIV陽性者やAIDS患者の人権擁護といったアドボカシー活動や、自立支援を行なっています。
ランタン谷の女性たち
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首都カトマンズから 150 キロ、標高 3,500 メートルに位置するランタン谷は高山植物の 花が多くみられることで有名な美しい谷。チベット仏教を信仰するチベット系民族が暮らし、世界中からトレッカーたちが訪れていました。ネパール地震により谷は壊滅的被害を受け、 総人口 650 人のうち 175 人が亡くなり、全 116 世帯が全壊もしくは半壊しました。アクセスの悪さのため、復興には多くの時間が掛かると言われています。
ブルディム村の女性たち
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ランタン谷の手前に位置するブルディム村も、ネパール大地震によって家が倒壊するなどの甚大な被害を 受けました。加えて、ランタン谷へのトレッキングルートが損壊したことから、 ブルディム村への観光客も激減し、現金収入が途絶えてしまったことで、村人たちは苦しい生活を強いられています。
バネパHIV子供シェルターの女性たち
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ルンタプロジェクトが支援するバネパHIV子供シェルター。2021年にオープンし、現在は学童女子を中心に11名が暮らしています。子供たちはシェルターの近くにある公立学校に通っています。シェルター運営のためにも、スタッフたちは自らでネパール伝統のベルベットシューズの生産と販売を始めました。自立した生活とシェルター維持のために、技術力を高めて販路開拓を目指しています。
タラケシュワール身体障害者施設のみなさん
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25名が共同生活を送るタラケシュワール身体障害者施設。入居者たちは、自立のためにフェルト製品を作り、町の露店で販売して生活費に充てています。ルンタショップでもネパール犬やヤクなどの手作りした商品の一部を販売しています。ルンタププロジェクトでは医療費、食料費、衣料費、ピクニック費用を継続支援し、ベッドや寝具などの生活必需品の支給も行なっています。
ヒマラヤの峰々で生み出される、ルンタプロジェクトの美しい織り物と女性たち